人材紹介・求人

この記事はこんな方におすすめです。
外国人雇用に助成金が使えるかどうかについて知りたい方
留学生や外国人労働者を雇用している企業の方
外国人採用を検討中の経営者の方
日本の助成金に興味を持っている方

この記事では、外国人を採用したい方にとって、助成金の活用は大きなサポートとなります。そこで、キャリアアップ助成金ついてわかりやすく解説します。

キャリアアップ助成金の仕組みとは？簡単ガイド

有期雇用労働者、短時間労働者、派遣労働者といったいわゆる非正規雇用という契約期間がある方を対象として正式に正社員として企業内でのキャリアアップを促進するため、正社員化、処遇改善の取組を実施した事業主に対して助成するものです。

参照：
厚生労働省-キャリアアップ助成金
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/part_haken/jigyounushi/career.html

正社員化コースと処遇改善支援について

正社員化コース
目的：
非正規雇用の労働者を正規雇用に転換する際の支援を行うためのコースです。

対象労働者：
アルバイトや契約社員などの非正規雇用労働者が対象です。

支援内容：
非正規雇用から正規雇用に転換する際に、企業に助成金を支給します。
転換の種類によって助成額が異なり転換後の労働者の雇用条件が一定の要件を満たしている必要があります。

申請手続き：
申請には一定の書類や手続きが必要です。申請条件や手続きの詳細は厚生労働省や関連機関の公式サイトで確認できます。

処遇改善支援
目的：
非正規雇用の労働者の賃金や労働条件の改善を図るための支援です。
対象労働者：
パートタイム労働者や契約社員などの非正規雇用労働者が対象です。

支援内容：
賃金の引き上げや福利厚生の充実など、労働条件を改善する際に企業に助成金を支給します。
処遇改善の内容によって助成額が異なります。

申請手続き：
申請には一定の書類や手続きが必要です。申請条件や手続きの詳細は厚生労働省や関連機関の公式サイトで確認できます。

違いのまとめ
目的の違い：
正社員化コースは、非正規雇用の労働者を正規雇用に転換することに焦点を当てています。
処遇改善支援は、非正規雇用の労働者の賃金や労働条件を改善することに焦点を当てています。

対象労働者の違い：
両方とも非正規雇用の労働者が対象ですが、正社員化コースは正規雇用への転換が主な目的です。処遇改善支援は、賃金や労働条件の改善が主な目的です。

知っておきたいポイント

キャリアアップ助成金の対象となる図をまとめみました。

正社員化コースにおいて、外国人技能実習生については支給対象外です。また、ＥＰＡ受入人材として看護師・介護福祉士試験合格前の者についても支給対象外となっております。

参照：
厚生労働省-キャリアアップ助成金Q&Aを改訂しました。（令和6年4月1日）https://www.mhlw.go.jp/content/11910500/001239297.pdf