生活関連

トラブルになりやすい?日本人との共同生活で守るべきマナー

外国人が日本での生活を楽しむためには、日常生活におけるルールやマナーを守ることが重要です。トラブルに発展しやすい4つの事柄を挙げ、注意点を解説します。

ゴミの分別

日本に住むようになると、「ゴミの出し方」に戸惑うことがあるでしょう。自治体によってゴミの分別が異なるものの、「燃えるゴミ」「燃えないゴミ」「ビン・カン」はどの自治体でも区別され、収集日は地域によって異なります。これは家庭だけでなく、商業施設や公共施設のゴミ箱でも同じです。リサイクルの観点からゴミの分別が詳細に定められています。

騒音や大声などの生活音

「日本の住宅は壁が薄い」とか「部屋や敷地が狭いため、隣の家との距離が近い」という事情があり、日本人は比較的、生活音に敏感と言われています。そのため、日本人は他人の家の騒音に対して寛容でないという見方もあり、実際には「隣の家の騒音がうるさい」という理由でご近所トラブルが日常的に発生しています。話し声やテレビなどの音には気をつけましょう。

共同生活部分の使い方ルール

企業の中には、技能実習生が同じ場所で集団生活をするところもあります。学生寮のように、トイレやバス、キッチンが共同であったり、大きな部屋に数人の実習生が共同生活していたりします。そこで気をつけなければならないのは、共用スペースの使い方。他の住民とトラブルを起こさないように、以下のことに気をつけましょう。

  • 所有物には必ず名前を書く
  • 他人のものを無断で使用しない
  • 使用後は必ず元の状態に戻す(出したものは片付ける・洗面台を使用したら水を拭くなど)
  • 利用可能な時間を確認する
  • 場所によっては定期的に掃除する

家の中では靴を脱ぐ

海外には家の中で靴を履く国がありますが、日本はそうではありません。玄関で靴を脱ぐ文化なので、靴を履いたまま家の中に上がるのはNGです。場所によっては靴を脱いだり、スリッパに履き替えたりするところが曖昧なので、どこまで靴を履いていいのかを日本人に聞いておくといいかもしれません。

日常生活では、些細なことが大きなトラブルに発展することがあります。仕事に支障をきたすこともあるので、ルールやマナーを守るように心がけましょう。

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