グルメ

外国人から見た珍しいと感じる日本の食材ランキング

日本人が日常で食べている食材が、実は海外では珍しいと感じることもあります。そこで、農林中央金庫の調査を参照に、外国人から見た珍しいと感じる食材をランキングした記事をまとめてみました。

農林中央金庫では、2023年4月に訪日外国人を対象とした日本の“食”に関するウェブ調査を行い、10年以内に日本に滞在したことのあるアメリカ、イギリス、フランス、中国、韓国の男女1200人から回答を得た調査結果をお伝えします。この調査結果で分かったことは、日本に滞在して初めて食べて美味しいと感じる人が約4割以上であり、日本食文化が世界でも人気であると言えます。

参照:
農林中央金庫-食に関する調査
https://www.nochubank.or.jp/efforts/research.html

1位 わさび 

全体の約5割以上(49.0%)が鼻にツーンとくるつらさに衝撃を受けるそうです。
わさびが栽培されるようになったのは、江戸時代初期(1603年-1868年)と言われています。美食家で当時としては長生きしたといわれる徳川家康に差し上げたのが始まった説があります。
家康がわさびを気に入ったことで、わさびの葉が徳川家の葵の家紋に似ていることから門外不出にしたと言われています。また、慶長年間(1596-1615年)には、現在の静岡市で活躍した望月六郎右衛門によってわさび栽培の始まりと言い伝えられています。

参照:
金印わさび-わさびの歴史
https://www.kinjirushi.co.jp/wasabi/history/

2位 お寿司、お刺身など全体4割以上が生魚好き

日本でおいしい魚を食べるのは恵まれた島国だからと言えます。
日本では海に囲まれた島国のため、魚の育つ環境が良く、脂身があるからだと考えられており、4つの海流(親潮、黒潮、対馬海流、リマン海流)に囲まれ、季節によってとれたての魚が取れます。

3位 松茸

松茸の独特の香りと人工栽培ではできない自然の美味しさが海外からの魅力です。
松茸は、樹齢25年ほどたった生きたアカマツの根に寄生して成長するという特性を持っています。そのため、アカマツが自生している環境にしか生息できません。また、松茸の菌はアカマツに寄生する他のキノコよりも弱く、なかなか増えないため、貴重で高価なものです。

参照:
ママソレ
https://mama.chintaistyle.jp/article/why_expensive_matsutake/#i

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